弦楽四重奏という編成は、弦楽器のアカデミズムにおいて最も重要なジャンルの一つであり、学部生は4年間を通じて取り組んでおり、私自身も重きをおいて研究を行っているところです。
音楽史全体がハイドンを通して生み出したこの編成では、ベートーヴェンが真実を語り、バルトークが20世紀の時代の烈しい移り変わりを描きました。バルトークの全6曲の弦楽四重奏曲の変遷をたどりながら、他の作曲家による名作を組み合わせて発表して参ります。
お忙しいとは存じますが、ぜひ弦楽四重奏の世界を体感しに、お越しいただけますと幸いです。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
東京芸術大学講師 尾池亜美
【開催概要】
開催日:2024年6月27日(木)19:00-開演(18:30開場)
会 場:トーキョーコンサーツ・ラボ
〒169-0051 新宿区西早稲田2-3-18
(東京メトロ東西線「早稲田駅」下車徒歩6分)
〈プログラム〉バルトーク:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 op.17 Sz.67
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変長調 op.130/「大フーガ」 op.133
〈 出 演 〉尾池亜美、須山暢大(ヴァイオリン)
安達真理(ヴィオラ)
山澤 慧(チェロ)
〈 チケット 〉一般3,500円
学生1,500円