日時:令和4年8月27日(土)〜9月7日(水)
10:00〜17:00(会期中無休)
会場:東京藝術大学 陳列館1階2階・正木記念館
入場料:無料
主催:東京藝術大学大学院日本画第一研究室
藝大フレンズ賛助金助成事業
この度、東京藝術大学陳列館において「日本画第一研究室研究発表展」を開催できる運びとなりました。
助成をいただきました藝大フレンズの皆様には、心より感謝申し上げます。
本展覧会は、東京藝術大学大学院日本画第一研究室による研究発表展です。修士2年生が主体となり企画・準備・広報などを行い、今後作家活動をするにあたって必要な展示企画運営の経験を積む演習授業でもあります。大学の展示会場という幅広い世代の鑑賞者を見込める場を使っての成果発表展は、客観的且つ率直な意見や感想を得ることができ、今後の活動への大きな糧となることが期待できます。
本年は招待作家として東京藝術大学絵画科油画第4研究室の杉戸洋先生をお招きします。共に作品展示することで、出品者各自が新たな視点で自身の作品を考察する場となり、皆様にも多様化する日本画の表現方法についてご覧いただける機会になると思います。
今回の展示テーマは「収束と発散」です。
・収束:分裂・混乱していたものが、まとまって収まりがつくこと。数学で、ある値に限りなく近づくこと。
・発散:内部にたまったものが外部へ散らばって出ること。また、外部へ散らばり出ること。
数学で、数列・級数などが有限の値に収束しないこと。計算が終わらないこと(あるいは例外的な状態に落ち着くこと)
出典 デジタル大辞泉、wikipedia
私たちの制作の動機やその過程は人それぞれですが、各々のペースとやり方で、収束と発散の間を行き来しながら作品という一つの形にしています。本展示では、その集大成にして通過点である作品群を発表します。
先の見通しがつきづらい時期ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。