この度、東京藝術大学芸術情報センター教育研究助手であるパク・サンヒョンの企画のもと、4月29日(木)より、新宿区に位置するギャラリーAlt_Mediumにて企画展「人間臭さを勝ち取るための実践」を開催する運びとなりました。
この展示は、クィアの視点で考える「家族」をテーマとした日韓の若手アーティストたちの作品発表に加え、関連イベントとしてクィア・シネマ研究者や家族法研究者、韓国の映画監督のような多くの分野にわたる専門家をお招きして行ったトークを配信する企画展示です。
夫になること、お父さんになること、気の置けない人と共に暮らし「家族」を持つこと。
これらの極めて素朴な願いにも違和感を感じざるを得ない社会の中で、それぞれ日本と韓国で90年代初期に生まれ育った3人のアーティストたちが思い描く「家族像」を多様な手法を用いて表現します。
彫刻・写真・ドキュメンタリー映像という幅広いジャンルで描かれる新しい家族のあり方や現社会に向けた問いは、ただクィア当事者たちだけに響くものではないでしょう。
その斬新な試みをぜひご鑑賞ください。
なお、助成いただきましたフレンズ会員の皆様には、お礼の意味を込めまして、来場の際に『藝大フレンズ証』をご提示いただくと、先着30名の方々に作品の図録と文面をまとめた展示の冊子を進呈致します。
藝大フレンズ会員の皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【展覧会概要】
企画展「人間臭さを勝ち取るための実践」
会期:2021年4月29日(木)〜 2021年5月10日(月)
休廊日:5月6日(木)
開館時間:午後12時 〜 20時
会場:Alt_Medium(東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F)JR高田馬場駅徒歩7分
観覧料:無料
助成:藝大フレンズ賛助金
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
問い合わせ先:park.sanghyun@noc.geidai.ac.jp
ホームページ:https://realizing-humanness.webflow.io