「日本画第 1 研究室研究発表展」2018

開　催：平成30年8月29日(水)〜9月11日(火) 10:00〜17:00(会期中無休)
会　場：東京藝術大学大学美術館陳列館1、2階・正木記念 館2階
入場料：無料
主　催：東京藝術大学美術学部日本画科第1研究室
助　成：藝大フレンズ賛助金

この度、藝大フレンズの皆様の助成により、下記の通り東京藝術大学大学院日本画第一研究室の教員と学生による「日本画第1研究室研究発表展」を開催できる運びとなりました。藝大フレンズの皆さまには、心より感謝申し上げます。
　今年で第 16回目になる本展覧会は、東京藝術大学大学院日本画第1研究室の修士2年生学生が主体となり企画、準備、広報など行い、今後作家活動をするにあたって必要な展示企画運営の経験を積む演習授業となっています。また、大学の展示会場という空間の広さや 幅広い世代の鑑賞者を見込める場を使っての展示運営、研究成果に対して、客観的かつ率直な意見や感想を得ることで、今後の活動への大きな糧となることが期待されます。
　本展では陳列館での作品発表と同時に正木記念館2階の書院造の 和風展示空間を扱うことで、日本画という概念ができる以前の絵画 様式を再考するとともに、作品とそれらを取り巻く空間との調和を考察する場を作ろうと考えています。
　今年は招待作家として創画会会員の野畑直子先生をお招きし、共に作品展示をするほか公開講評の実施を予定しております。野畑先生は絵画制作活動にて長きにわたって第一線でご活躍の作家であり、絵画制作をどう捉えているか、社会への関係性など幅広いお話を伺いたいと考えています。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

＊＊公開講評会9月8日（土）12：30〜14：30陳列館にておこないます＊＊
講評会はすべて立ちながらの聴講となります。