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東京藝術大学

ホーム藝大21 和楽の美 邦楽絵巻「ヒミコ」

音楽学部2015.08.07

藝大21 和楽の美 邦楽絵巻「ヒミコ」


東京藝術大学音楽学部邦楽科には、長唄、三味線音楽、箏曲、能楽、邦楽囃子、尺八、日本舞踊、雅楽の専攻があります。和楽の美は、こうした様々なジャンルが共存する藝大という環境を生かし、邦楽科ばかりでなく音楽学部の他科(西洋音楽)や、美術学部の教員、学生と協力して、専門の壁を超えた新しい邦楽の舞台作品の創作および上演をしています。

この度は、邪馬台国を統治したと伝えられる女王『卑弥呼』を題材に、邦楽科それぞれの専攻がもつ魅力を存分にお楽しみいただける舞台となっております。
日本の伝統芸術に加え、美術デザインに美術学部工芸科教授の三田村有純先生、脚本・演出に国立横浜能楽堂副館長の中村雅之先生をお迎えし、和楽の美でしかご覧頂けない舞台をお送り致します。

和楽の美は、本学の演奏芸術センター主催で平成14年に始まったシリーズです。美術や伝統音楽、舞踊などの専門家たちの自由な発想によって繰り広げられる和楽の美の舞台は、伝統音楽の各ジャンルの典型的な舞台面のみに縛られることはありません。たとえばコンピュータグラフィックが用いられたり、あるいは美術学部ならではの最高の技術で、あっと驚くような舞台面が披露されたりするのも、和楽の美の楽しみのひとつです。伝統邦楽に詳しい方々にはもちろん、伝統にあまりお馴染みでない方々にも、充分御満足いただけるような舞台を制作いたします。幅広い年齢層の方々にとって楽しく、分かりやすく、親しみやすく、かつ本格的な、これからを生きる伝統芸能を知っていただける絶好の機会となること思います。ぜひお楽しみにご来場下さい。(統括 萩岡松韻)

(写真上から:長唄・邦楽囃子「安宅勧進帳」より/能楽 半能「船辨慶」より 知盛怨霊の件/和洋合奏 フィナーレ/箏曲山田流・邦楽囃子・日本舞踊「静」)

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