会期:2014年3月21日(金・祝)― 2014年4月13日(日)
休館日:月曜日
会 場:東京藝術大学大学美術館 展示室1
開館時間:午前10時 ― 午後5時(入館は午後4時30分まで)
*4月11日(金)は午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
観覧料:一般300(250)円、高校・大学生100(50)円
*中学生以下は無料 *障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
*( )は20名以上の団体料金 *団体観覧者20名につき1名の引率者は無料
*同時開催の「観音の里の祈りとくらし展―びわ湖・長浜のホトケたち―」を
ご覧のお客様は、当日に限り藝大コレクション展を無料でご覧いただけます。
主催:東京藝術大学
助成:藝大フレンズ賛助金
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
ホームページ:http://www.geidai.ac.jp/museum/
東京藝術大学のコレクションは、前身である東京美術学校の開校に先立って開始された芸術作品・資料の収集にはじまります。以来125年余り、収集された作品は28500件以上、教育資料として古今の優品や貴重な資料が収集されただけでなく、本学に学び、また教えた歴代の学生と教員たちによっても多くの作品が残されています。
東京藝術大学大学美術館では、この多彩なコレクションを広く展観する機会として、毎年春にコレクション展を開催しています。本年は、特に絵画作品に光をあてて、皆様のお目にかけます。なかでも、まとまって展観する機会の少ない中世・近世絵画の数々は、藝大コレクションの新たな一面をお見せできることと存じます。また、会場内には二つの特集展示を設けております。特集展示1「女性を描く/ヌードと出会う」では、明治期の女性像がどのように学ばれ、描かれたのかを作品によって辿ります。特集展示2「近世の山水/近代の風景-富士山図を中心に-」では、近世の文人画家が描いた山水図や幕末の洋風画家が描いた風景画、近代の日本画家が描いた富士山図などをずらりと並べ、往時の人々が見た景色を追体験していただきます。上代絵画の名品≪絵因果経≫[国宝]から、2013年度新収蔵品の高村光雲作≪鷹(寿老)≫まで、バリエーション豊かな藝大コレクションをお楽しみください。
主な出展作品
・≪絵因果経≫ 8 世紀後半 紙本着彩[国宝]
・≪小野雪見御幸絵巻≫ 13世紀 紙本彩色[重要文化財]
・高橋由一 ≪美人(花魁)≫ 1872年 キャンバス・油彩 [重要文化財]
・ラファエル・コラン ≪花月(フロレアル)≫ 1886年 キャンバス・油彩
・山口薫 ≪竹の園生≫ 1963年 キャンバス・油彩
・旭玉山 ≪人体骨格≫ 明治-大正時代 鹿角
・高村光雲 ≪鷹(寿老)≫ 1928年 木彫
≪小野雪見御幸絵巻≫ 13世紀 紙本・彩色[重要文化財]
・旭玉山 ≪人体骨格≫
明治-大正時代 鹿角
・高橋由一 ≪美人(花魁)≫
1872年 キャンバス・油彩 [重要文化財]