日時:平成24年9月20日(木)-9月26日(水) 場所:東京藝術大学 陳列館 1,2階
○主 催: 東京藝術大学 日本画第一研究室 イチケン展実行委員会
○出品者: 齋藤典彦 教授、植田一穂 准教授、他 日本画第一研究室教育研究助手、大学院生 20名程度
本展示は、東京藝術大学大学院日本画第一研究室に所属する教員及び学生による展示です。第1回目は第一研究室の公開研究会(自主企画)から始まり、2003年度に正規カリキュラムとして必須科目となり今回で第10回目を向かえます。
企画運営は大学院修士2年生によるもので、修士1年次より実施されている企画展示ゼミの一環であり、今後作家として活動していくための展示・企画運営の訓練という意味を持っております。
私達は、日本画における素材と表現の関係を現代の中で捉え、各々の作品の中で表現しています。担当教員と学生が同じ空間に出品し研究成果を発表することで、普段の研究発表では得難い展示意義を感じることができ、また個々の作品と観る側との関係についても考えていくことを目的としています。
昨年度は、招待作家として韓国のソウル大学よりキム・ソンヒ教授を招き、芸術祭に合わせてセミナーを開催し、学生をはじめ一般来場者にも公開し幅広い議論の場となりました。
今年度は、多摩美術大学より日本画家として第一線で活躍されている岡村圭三郎先生を招き、公開講評を企画しております。これにより、更に幅広い表現の模索や批評の場になることを期待しております。
(昨年の様子)