本年度も、藝大フレンズ賛助助成金のご支援を賜り、誠に有り難うございました。
この展示を通して、学生主体の企画運営、作品制作と展示設営など、多くを学ぶことができました。
コロナの影響もあり、来場者の数は、前回開催に及ばなかったものの、中止となってしまった昨年の展示から、開催を心待ちにしてくださったと多くの方々に、あたたかなお言葉をいただき、研究室一同改めて、身の引き締まる思いでした。
今年で15回目となる素描展は、当代の学生と共に、「素描」の意味や魅力、性質などと向き合ってきました。本展では、素描を「作者の興味の原点が描き出されている存在」と位置付け、各々の素描を制作、展示することで、鑑賞者と制作者双方が、素描の意味や可能性を多角的に感じ取る場となることを狙いとし、企画開催いたしました。力不足、経験不足など、至らない部分を実感しつつも、普段見せるものとして意識していない素描を、あえて公開し、展示することで、各々が素描について新たな視点、認識を持つきっかけとなったと感じております。また、大学美術館所蔵の作品とともに展示を行うことが出来、大きな刺激になりました。展示ケースや、展示備品、リーフレットの作成に至るまで、藝大フレンズの皆様のご支援により、無事展示を開催できましたこと、重ねて心より御礼申し上げます。
2021年7月26日