この度、藝大フレンズの皆様の助成いただきましたおかげで、東京藝術大学大学院文化財保存学専攻 保存修復日本画研究室の学生と教員による「ブンポニチ/文保日・展 feat.屏風」を開催することができました。
ひとかたならぬご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
会員の皆様をはじめ、たくさんの皆様にご多忙のところご来場、ご高覧賜りまして誠にありがとうございました。
また、会場では新型コロナウィルス感染対策のご協力にご理解いただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
当研究室では日本(東洋)の古典絵画の保存修復や技法材料に関する研究を行なっておりますが、授業カリキュラムの一つとして、掛軸や屏風などの表装技術の習得があります。
それは単なる技術だけでなく、古典絵画の鑑賞形態の変遷や価値観を学び、個々人の創作に活かされています。
これらの研究成果を社会に発信することを目的として、前年度より研究室主催による創作の展示を開催しております。
今年で第2回目となる本展覧会は、現代の創作における「屏風」の魅力に焦点をあてて企画、実施しました。
屏風の特性を活かしながら、個々人の表現の可能性を模索する場として大変良い勉強の機会となりました。
皆様より助成いただきました賛助金の使途につきましては、通常の作品装丁よりも費用のかかる屏風制作費の一部を出品学生に一律で補助したほか、広報などの費用に充てさせていただき事業の質を向上させることができました。
会員の皆様への特典として展覧会の記録映像を配布いたします。
以下のURLよりアクセスし、映像データ(mp4)がダウンロードできます。
URL:https://gigapod.geidai.ac.jp/gb1e39b8f1213cbdb3f8bac5710d2f04e7b6eedb7
ダウンロードに必要なゲストID・パスワードは書面にて送付しております。
ダウンロードの有効期限は2021年の1/13までとなります。
出品者一同改めて厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。