2019年 2月14日 東京文化会館小ホールにて藝大フレンズの皆様のお力添えのもと、第30回東京藝術大学ホルンアンサンブル定期演奏会を開催致しました。
毎年行っているこの演奏会ですが、今年は第30回と記念すべき節目の年ということで、東京藝術大学招聘教授であるWill Sanders先生をお招きし、例年以上に豪華なプログラムを用意しておりました。
特にR.シューマン作曲の「4本のホルンと管弦楽のためのコンチェルトシュトゥック」は、本来弦楽器なども含めたオーケストラで演奏されるパートをホルン9人で演奏するという迫力ある伴奏とともに、ソリストには東京藝術大学准教授の日?先生をはじめ4名の素晴らしい先生方をゲストとしてお迎え致しました。
他にも、日本初演であるG.サルヴァーニ作曲の「12のホルンのための音楽」やホルン10本でのR.シュトラウス作曲「ティルオイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」、本来はチェロ8本で演奏されるH.ヴィラ=ロボス作曲の「ブラジル風バッハ第1番より《序奏》」などホルンアンサンブルのオリジナルではない曲も多く、他ではなかなか聞くことのできない盛り沢山の内容であったと思います。
藝大フレンズの皆様からの御支援により、多くのお客様に御来場頂き、演奏会を成功させることができました。心より感謝申し上げます。
また、お客様に喜んで頂けただけでなく、この演奏会を通して私達の課題も見つかり、今後につながる大切な演奏会となりました。ありがとうございました。
今後とも東京藝術大学ホルン科をどうぞよろしくお願い致します。