今年度も「うるしのかたち展2018」を無事終了いたしました。
2018年11月6日〜18日(13日間)に東京藝術大学大学美術館陳列館2階で藝大フレンズのご協力のもと、名誉教授の先生方や漆芸研究室を卒業した本学教員、大学院修士課程在籍学生が漆芸作品と漆芸技法解説の展示を行い、総計2,150名に来場して頂きました。
本展覧会は学生の研究成果を発表する場として毎年展示を行なっています。学生が展示運営に関わることで展示を作り上げる経験を積むことと、教員と同じ空間で展示を行うことで研究制作の更なる発展を目的としております。
これまで日本語のみだった技法解説を英訳し会場に展示するとともに、展覧会パンフレットにも英語版を差し込み、海外の来館者等より多くの人々に日本の漆芸文化、研究成果を伝えることを企画しました。海外の来館者もさることながら、国内の方々にも大変好評を頂くことができました。
末筆ではございますが、今回藝大フレンズ助成金を賜り本企画が実現できましたことを、研究室一同厚く御礼申し上げます。
東京藝術大学漆芸研究室