2017年5月26日(金)〜5月28日(日)の3日間、東京藝術大学大学美術館陳列館にて藝大フレンズのご支援により「 "ず れ た" -国際現代版画展&シンポジウム-」を無事開催致しましたことをご報告申し上げます。
今回の展覧会には延べ3000人という多くの方にご来場いただき、シンポジウムにおいても連日100名以上の方にご参加いただきました。
なかでも国外からの発表者12名に加え、アイルランド、アメリカ、イタリア、オーストリア、スロバキア、中国、ポーランドなど各国の美術関係者、大学教員、学生合わせて約50名が来日してのシンポジウム実施はまさに本学の国際化を象徴するイベントとなりました。
また、国内の他大学よりも先生方にご登壇頂き、大学教育において交流、連携を図る試みとして大変有意義な機会であったと存じます。
国際的な催しのハードルとして常に言語の違いが問題としてありますが、この度のシンポジウムではとりわけ翻訳、通訳等に関して藝大フレンズ賛助会員皆さまのご支援を頂戴し、全ての参加者が隔てなく関わりをもち、活発な意見交換、交流の場になりましたことについて改めて御礼申し上げます。
展覧会につきましては今後1年以上をかけて数カ国を巡回致します。
本学学生にとって実践的な学びの場、そして広く海外に視野を向ける機会を頂きましたことに感謝し、今後の発展に努めて参ります。
東京藝術大学美術学部
版画研究室