日 時:平成26年10月8日(水)18:30開演
会 場:東京藝術大学奏楽堂
事業名称:「和楽の美 邦楽絵巻 義経記 静と義経を巡って」
脚本・演出:織田紘二
舞台美術 :北川原温
出 演 者:中村又五郎・山吹恭子・竹本駒之助・邦楽科教員・邦楽科学生ほか。
内 容:
1 雅楽・日本舞踊「変奏曲 越天楽今様―神泉苑 雨乞い」
2 義太夫・日本舞踊「義経千本桜―鳥居前・吉野山」
3 箏曲生田流・尺八・邦楽囃子「西海に沈む―春の海によせて」
4 能楽 半能「船辨慶」より 知盛怨霊の件
5 箏曲山田流・邦楽囃子・日本舞踊「静」
6 能楽「安宅」より 弁慶勧進帳読上げの件
7 長唄・邦楽囃子「安宅勧進帳」より
8 和洋合奏 フィナーレ
邦楽科では、日本伝統音楽の多ジャンルに携わる専門家が共存している利を生かし、2002年より美術学部と協力して邦楽科全専攻による舞台作品を創作、上演する公演「和楽の美」(演奏芸術センター主催)を続けています。
今年度は、藝大フレンズ賛助金助成事業として、「和楽の美 邦楽絵巻 義経記 静と義経を巡って」を開催いたしました。
多くの邦楽のジャンルが美術と協力し、一同に会して古典と新作を披露した本公演は、演奏者にも観客にも伝統音楽の新しい可能性を提示し、伝統や芸術への可能性を社会にアピールできたと感じています。これは藝大だからこそ可能であり、「藝大だから出来る、藝大らしい舞台」として、伝統を守りながら、革新的な舞台となりました。
これもひとえに、皆さまのご支援の賜物と感謝申し上げます。
この度は、誠にありがとうございました。
<写真>
1段目:長唄・邦楽囃子「安宅勧進帳」より
2段目:能楽 半能「船辨慶」より 知盛怨霊の件
3段目:箏曲山田流・邦楽囃子・日本舞踊「静」
4段目:和洋合奏 フィナーレ