敦煌研究院・東京藝術大学 交流30周年記念誌報告
藝大フレンズで当初申請しておりました本学と敦煌との展覧会の開催ですが、国際関係の悪化により、敦煌研究院に限らず中国側の情勢が非常に不安定となったため実施が難しくなりました。
ただ、敦煌研究院と本学は本年で"交流30周年"を迎えるため、当初の予定を変更し、これまでの敦煌交流の歴史や、今後の交流についての内容を総合的にまとめた記念誌を作成する費用の一部として藝大フレンズ賛助金を使用させていただきました。
敦煌研究院と本学は連携した研究教育活動を続けており、"交流30周年"を迎えます。特に大学院美術研究科文化財保存学(保存修復日本画、保存油画、保存科学)、美術学部絵画科(油画,日本画)、芸術学科等が研究院と交流、研究員の研修受入実績をもっており、本仕事は交流30周年の節目に日中の芸術文化交流、美術教育の歴史を振り返り最新の研究成果を交流することを目的としております。
敦煌研究院は中国における壁画芸術の調査、研究、保存公開活動の拠点であり、本事業は日中芸術研究・教育機関が友好関係を深めお互いに発展していく為に大きな意義を持つと考えております。
本助成金は以上の目的から今までの敦煌交流の歴史や、これからの交流についての内容を総合的まとめた記念誌を作成するための一部として使用させていただきました。
東京藝術大学大学院美術研究科
文化財保存学専攻保存修復日本画研究室
<記念誌の一部を掲載>
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