会場:東京藝術大学音楽学部校内(第1ホール、第2ホール、奏楽堂)
内容:第1ホール 昭和の遊び広場&「家族の肖像」絵画展
第2ホール チャレンジ広場「廃品打楽器ワークショップ」
奏楽堂 三世代コンサート「あの唄 この歌 ぼくのうた」(15:00開演)
入場者数:推計600名(うち奏楽堂コンサート入場者344名)
去る7月6日(土)、折しも梅雨明けとなった猛暑の中、「藝大とあそぼう~つなごう!三世代のきずな」が開催されました。2004年にスタートした「藝大とあそぼう」も皆さまのご支援のおかげで、今年第10回を迎えることが出来ました。改めて御礼申し上げます。今回は10周年を機に、2009年以来久しぶりに奏楽堂だけでなく音楽学部を開放して、おじいちゃんからお孫さんまで三世代にわたって楽しめるイベントを開催しました。
さらに今回は、現在進行中の藝大プロジェクト「消える昭和~その時、世界は?」の関連企画という位置づけで、第1ホールの「昭和のあそび広場」では、昔懐かしい「昭和のあそび」をいろいろ用意するなど、世代間のコミュニケーションを図りました。さらに奏楽堂での三世代コンサート「あの唄 この歌 ぼくのうた」では、古くは明治時代から現在に至る「子どもの歌」を特集しましたが、そこで歌われた「昭和の歌」を思わず一緒に口ずさむご年配の方々もいらっしゃいました。その他、表では暑い日差しをものともせず、竹馬やフラフープに興じる親子連れの姿が見られました。
また第2ホールでは、打楽器奏者の山口ともさんをお迎えして「廃品打楽器ワークショップ」が開催されました。24組の親子が参加し、参加者たちは奏楽堂での三世代コンサートの冒頭、手作り打楽器を駆使して見事なアンサンブル演奏を繰り広げ、満場の拍手喝采を浴びました。お子さんも保護者の方も、それぞれに楽しんでいただける一日になったのではないでしょうか。
東京藝術大学演奏藝術センター 大石 泰
第1ホール「昭和のあそび広場」
第2ホール「廃品打楽器ワークショップ」
奏楽堂コンサート
奏楽堂コンサート「あの唄 この歌 ぼくのうた」